遺品整理に補助金はあるのかな？支払い条件や確認方法を解説

こんにちは！遺品整理の断捨離屋です。遺品整理を行う際、なにか補助金の対象になるようなものはあるのでしょうか。もしそんな制度があるならぜひ使っていきたいものですよね。今回は遺品整理で使用できる可能性のある補助金について、その確認方法や支払い条件などを詳しく解説していきます。

遺品整理を行うことで補助金を支払ってくれる制度があるかどうかを確認する方法は、その遺品整理を行う場所の自治体のHPで確認を行うといいでしょう。遺品整理に対しての補助金について記載があるかを確認します。またHPを見るだけではわかりにくい場合はその地域の市役所へ電話で相談を行うといいでしょう。担当の方が詳しく教えてくれます。

遺品整理で補助金を支払うといったルールがない場合、空き家片づけであれば補助金発行がされているかどうかを確認しましょう。自治体によっては、こういった空き家を積極的に片づけてくことに力をいれている場合があり、そういった状況ですと、遺品整理に合わせて空き家片づけを行うことになるため補助金申請の対象になる場合があります。

空き家バンクとは、空き家の所有者がそこに住みたい人に場所を提供できるようにする自治体主体のサービスです。空き家バンク背t度に登録している自治体であれば、空き家片づけに対しての補助金体制が手厚い場合があります。空き家を保有しており、空き家バンクへ登録している場合に、空き家を片づける際のゴミ処理手数料やハウスクリーニング費用が対象となります。

空き家片づけで補助金制度を設けている自治体での多くは、支払い上限が10万円であることが多いです。こうした補助金をもらえることで、ご自身たちで処分することが難しいような粗大ごみや家電リサイクル法対象家電の処分費用の補填を行えますし、状況に応じて遺品整理業者や不用品回収業者を依頼する際の費用を軽減できたりします。こういった補助金制度があるのであれば活用していきたいですよね。

そもそも、どうして空き家はダメとされるのでしょうか。空き家の片づけが推奨されているために上記のような空き家片づけの補助金があるのですから、多くの地域で空き家は危険とされているということです。そのような認識になる一つの理由には、その空き家を管理する頻度が少なくなることによる建物の劣化が原因にあります。建物は、人が住まなくなるととたんに劣化が進むものなのです。普段何気なく行っている換気一つとっても、換気を行わなくなるだけで、お家のあらゆる箇所にカビが生えたり空気がよどんでゆくのです。また、水回りも適度に水を使用していないと蛇口からキレイな水が出なくなってしまったりと、様々な劣化を引き起こします。そういった手入れの行き届かない空き家は建物自体も徐々に劣化が進み、構造上にも亀裂が生じます。メンテナンスが出来ない空き家が多いことから、空き家片づけが推奨されるのです。

その空き家の近所に住んでいる方々への安全確保のためにも空き家片づけが推奨されます。上記でも述べたように、空き家はメンテナンスが滞ってしまうことが多く、そのため自然災害時などにおいて家が倒壊してしまう可能性が高いのです。地震による倒壊で、近隣の方の家を破損させてしまったり、火災の拠点となってしまい周りの住宅を巻き込んでしまうことも考えられます。

また、こういった空き家は、思わぬ犯罪の拠点にされてしまう可能性があります。空き家とは、周りから見ただけでも徐々にわかるようになってきます。そのため誰も住んでいないと分かれば、犯罪をたくらむ人たちによって拠点にされてしまうことがあるのです。その空き家に誰かが監禁されてしまったり、何らかの薬物使用をされてしまったら、空き家を所有している側にも責任を問われることになるのです。こういった犯罪に巻き込まれないためにも、空き家は積極的に片づけることを推奨されているのです。

遺品整理に対しての補助金制度を行っている自治体は少ないでしょう。そのため、空き家片づけの視点から補助金制度を活用して費用負担を軽減し遺品整理を進めていく方法を検討してみてはいかがでしょうか。事前に遺品整理を行う場所の自治体がどのような制度を行っているかを調べることで、思わぬ補助制度を発見できることがあります。少しでもお得に遺品整理を進めましょう。